僕もフランスで外国人として起業したので、今回の外国人起業要件の変更のヤバさはよく分かる。
そもそも、元の資本金500万円という要件も、業種によっては決して低い金額ではない。
僕がフランスで起業した時は、最終的に3万ユーロを資本金にした。当時のレートで約350万円。実はその前に5千ユーロの資本金で申請した時はビザが下りず、資本金を上げる必要があった。
だからこそ、個人の起業規模で3000万円という要件がどれほど非現実的か分かる。
これは一部の外国人だけの問題ではないと思う。
地域に根付いた美味しいエスニック料理店や、小さな個人商店、独立した事業者が生まれにくくなる。街の多様性も、文化も、生活の豊かさも削られていく。
自分には関係ないと思う人もいるかもしれない。けれど、外国人に向けられた規制は、やがて日本人にも向く。
資本がなければ個人商店はますます厳しくなり、大企業にしか資本も制度も流れなくなる。すでに税制などを見ても、その傾向ははっきりしている。
だから今、声を上げなければいけないと思う。